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Sublime Text 3 導入の流れ~(プロキシにも対応)

2014/11/10

Sublime Text 3 導入の流れ~(プロキシにも対応)

今更感もありますが、
PC買い替えてSublime Text3をインストールし直したので、メモしときます。

1.Sublime Text3:インストール

まずはSublime Text3をダウンロードしてインストール
ダウンロード:http://www.sublimetext.com/3

2.Package Control(パッケージコントロール)のインストール

インストールしたSublimeTextを開き
ショートカット「ctrl + `」もしくは「View > Show Console」でコンソールを表示し
以下のコードを貼り付けてEnter キーで実行します。

import urllib.request,os,hashlib; h = '7183a2d3e96f11eeadd761d777e62404' + 'e330c659d4bb41d3bdf022e94cab3cd0'; pf = 'Package Control.sublime-package'; ipp = sublime.installed_packages_path(); urllib.request.install_opener( urllib.request.build_opener( urllib.request.ProxyHandler()) ); by = urllib.request.urlopen( 'http://sublime.wbond.net/' + pf.replace(' ', '%20')).read(); dh = hashlib.sha256(by).hexdigest(); print('Error validating download (got %s instead of %s), please try manual install' % (dh, h)) if dh != h else open(os.path.join( ipp, pf), 'wb' ).write(by)

こちらのページにコードが記載されています。
https://sublime.wbond.net/installation#st3

SublimeText3に表示されたconsoleにコピーしたコードを貼り付け実行する

※もし、会社などでプロキシサーバーがある場合は
さきほどのパッケージコントロールのコードを下記のように変更します。

※プロキシアドレス:ポートの箇所を変更してください。

import urllib.request,os,hashlib; h = '7183a2d3e96f11eeadd761d777e62404' + 'e330c659d4bb41d3bdf022e94cab3cd0'; pf = 'Package Control.sublime-package'; ipp = sublime.installed_packages_path(); urllib.request.install_opener( urllib.request.build_opener( urllib.request.ProxyHandler({"http": "http://プロキシアドレス:ポート", "https": "https://プロキシアドレス:ポート"})) ); by = urllib.request.urlopen( 'http://sublime.wbond.net/' + pf.replace(' ', '%20')).read(); dh = hashlib.sha256(by).hexdigest(); print('Error validating download (got %s instead of %s), please try manual install' % (dh, h)) if dh != h else open(os.path.join( ipp, pf), 'wb' ).write(by)

これでPackage Controlが利用できるようになりました。

Package検索のショートカットは
「Ctrl + Shift + p」でコマンドパレットを表示。
Macは「Command + shift + p」でコマンドパレットを表示。
もしくは「Preferences > Package Control」で表示します。

3.日本語のインライン変換の表示位置補正

Sublime Textはデフォルトだと日本語入力の時に小窓が表示され、
使いにくいので、インライン化します。
「IMESupport」は、日本語のインライン化をしてくれるパッケージです。

デフォルトだと日本語入力の時に小窓が表示される

  1. Package検索で「Package Control: Install Package」を検索
  2. パッケージ一覧から「IMESupport」を検索しEnter(インストール)

手動でインストールする場合はGitHubから、Zipファイルをダウンロード解凍し、
「Preferences > Browes Packages」に
解凍したファイルを入れSublimeTextを再起動します。

▼IMESupport
https://github.com/chikatoike/IMESupport

4.文字コード対応

SublimeTextはデフォルトだとUTF-8しか扱えないため、Shift-JIS等の日本語のファイルを開くと文字化けしてしまいます。
「ConvertToUTF8」は、Shift-JIS等の日本語のファイルを文字化けせずにUTF-8に変換してくれるパッケージです。保存時は元の文字コードで保存されます。

  1. Package検索で「Package Control: Install Package」を検索
  2. パッケージ一覧から「ConvertToUTF8」を検索しEnter(インストール)

手動でインストールする場合はGitHubから、Zipファイルをダウンロード解凍し、
「Preferences > Browes Packages」に
解凍したファイルを入れSublimeTextを再起動します。

▼ConvertToUTF8
https://github.com/seanliang/ConvertToUTF8

5.テーマを変更(テーマのインストール方法)

Sublime Textにはシンプルで使いやすいテーマがたくさんあります。
ちなみに私が使用しているのは「itg.flat」というテーマになります。

  1. Package検索で「Package Control: Install Package」を検索
  2. あらかじめ使用したいテーマを決め、Package検索でテーマを検索しインストールします。
  3. [Preferences > Settin-User]を選択し、設定ファイルを開きます。
  4. 設定ファイルに、各テーマ用のコードを記述し、保存するとテーマが反映されます。

▼テーマ用のコード(サンプル)

{
  "theme": "itg.flat.dark.sublime-theme",
  "color_scheme": "Packages/Theme - itg.flat/itg.dark.tmTheme"
}

▼SublimeTextのテーマ検索画面

SublimeTextのテーマ検索

6.SublimeTextをより使いやすくするため自分用にカスタマイズします。

「Preferences > Settings-Users」から設定できます。
デフォルト設定「Preferences > Settings-Defalult」を参考に
お好みの設定にカスタマイズしてみて下さい。

私は下記のような設定にしています。
テーマを変更しているので、そのままコピーすると、
表示がおかしくなるので注意してください。

▼SublimeTextの設定変更


{
  "draw_white_space": "all", //タブやスペースなどの不過視文字を表示
  "font_face": "Consolas", //フォント
  "font_size": 10, //フォントサイズ
  "highlight_line": true, //現在の選択行をハイライト表示
  "line_padding_bottom": 1, //行間
  "line_padding_top": 1, //行間
  "margin": 0, //ガーターとテキストエリアの間の幅
  "tab_size": 2, //タブサイズ
  "afn_insert_width_first": true, //AutoFileNameの補完するwidthとheightの順番を入れ替える
  "word_wrap": true, //自動折り返し
  "show_encoding": true, // エンコーディングの文字コードを右下のステータスバーに表示
  "default_encoding": "UTF-8", // デフォルトのエンコーディングの文字コード
  "fallback_encoding": "UTF-8", // 文字コードが不明なファイルのエンコーディングの文字コード
  "color_scheme": "Packages/Theme - itg.flat/itg.dark.tmTheme",
  "theme": "itg.flat.dark.sublime-theme", //テーマ
  "ignored_packages":
  [
    "Vintage"
  ]
}

SublimeText3を使いやすくするお勧めプラグイン

IMESupport 日本語のインライン変換の表示位置を補正してくれるパッケージ
ConvertToUTF8 開いたファイルの文字コードを自動的に判別して「UTF-8」に変換してくれるパッケージ
ファイルを編集して保存すると、元の文字コードで保存される
EncodingHelper 手動で「Edit」からファイルの文字コードを選択して「UTF-8」に変換できるプラグイン
SideBarEnhancements サイドバーでの右クリックメニューを便利にします。
BracketHighlighter タグ開始、タグ、タグ閉じをハイライト表示します。
参考:Sublime Text 2のBracketHighlighterをちょこっとカスタマイズする
Japanize メニューバーとコンテキストメニュー(右クリックメニュー)を日本語化します。
Japanize導入手順メモ
Package Controlで通常通りPackageのインストール
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages」内に「Default」フォルダを新規作成
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages」フォルダ内の「Japanize」フォルダを開く
「Japanize」フォルダ内の拡張子が「.jp」になっている計6ファイルをコピーし、
先ほど作成した「Default」フォルダ内へ貼り付け
拡張子「.jp」を削除リネームし保存(計6ファイル全て)
morelayouts 画面分割が柔軟になります。
Markdown関係 OmniMarkupPreviewer – Markdown をプレビューする
Monokai Extended – Markdown をシンタックスハイライトする
Markdown Extended – Markdown 内のコードをシンタックスハイライトする
参考:Sublime Text で Markdown を快適にする3つのパッケージ
HTML5 HTML5タグの自動補完
CSS Snippets CSSの自動補完
Goto-CSS-Declaration CSSの定義箇所に自動でジャンプ「Comman+→」
mac:「Command+→」
win:「ctrl+alt+.」
CSScomb CSSプロパティを自動整列
mac :「Command+Shift+c」
win : 「Ctrl+Shift+c」
Syntax Highlighting for Sass SCSS / Sass のシンタックスハイライト
jQuery jQueryの自動補完
Emmet HTML,CSSの記述を高速化する「Zen-Codingプラグイン」の次期バージョン
AutoFileName imgタグのパスを入力する際、ファイル名を補完
SublimeLinter リアルタイム文法チェック機能
※インストール後それぞれの言語のLinterを別々にインストールする必要があります。
W3CValidators W3Cのバリデーションチェックができるパッケージ
インストー後「Tools > W3CValidators > HTML5」
HTML5以外も用意されています。

改行タグ<br>をDreamweaverのショートカットと同じようにキーバインドを設定する方法

「Preferences > Key Bindings – User」で下記を入力で
Dreamweaverと同じように「Shift+Enter」で改行コードが挿入されます。

▼Key Bindingsの登録

[
  { "keys": ["shift+enter"], "command": "insert", "args": {"characters": "
\n" } },
  { "keys": ["ctrl+enter"], "command": "insert", "args": {"characters": "
\n" } }
]

プラグインが少し多めですが、これだけ設定しておけば大丈夫かな…

インストールされているパッケージ(プラグイン)の確認方法

Package検索で「Package Control: List Packages」を選択すると、
インストールされている一覧が表示されます。

インストールしたパッケージ(プラグイン)の削除方法

Package検索で「Package Control: Remove Package」を選択し、
アンインストールしたいプラグインを選択します。

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